体臭_病気

口臭、ワキの下、頭皮などから発する「体臭」って気になりますよね。

 

日常生活を送っていく上で自然に出てくる体臭もありますが、実は病気が原因で発せられている体臭もあります

 

「原因がわからなければ臭いの対策ができない」というのはもちろん、「臭いを通じて身体が出している危険信号」はできるだけ早めにキャッチしたいものです。

 

こちらの記事では、「一般的な体臭はどういうものがあるのか」「病気が原因として考えられる体臭には何があるのか」とその対処法についてもまとめています。

 

体臭の原因は?(日常生活で起こるもの)

ひとくちに「体臭」と言っても、その原因は様々。こちらでは日常生活を営んでいく上で、自然と発せられている体臭の原因を見ていきましょう。

 

知ってました?汗自体が臭いわけではない!

みなさん、体臭といえば「汗臭さ」をまず思い浮かべるのではないでしょうか?しかし、汗は分泌されてすぐはほぼ無臭なのです。

 

時間が経ってくると皮膚にある菌の作用により、汗や皮脂のタンパク質、脂質、アミノ酸などが酸化、分解されてきます。

 

その過程で発生するガスがいわゆる「体臭」の原因なのです。

 

体臭対策をしても改善されない場合は…

こちらの体臭は生理的なものなので、特に心配はありません。汗や皮脂をこまめに拭いたり、しっかりとお風呂で洗い流せば対処、予防はできます。

 

しかし、「強い体臭がする」「なかなか体臭が改善されない」「汗臭いのとは違った体臭がする」といった場合は、病気が原因であることもありますので、次の項で詳しく見ていきましょう。

 

体臭の原因(もしかしたら病気かも!)

こちらでは病気が原因で発せられる体臭について解説していきます。

早速ですが、体臭の原因となる代表的な疾患、病気をあげてみます。

 

  • 腋臭症(ワキガ)→「酸っぱいニオイ」「濡れ雑巾のようなニオイ」
  • 糖尿病→「甘酸っぱいニオイ」
  • 肝機能低下→「アンモニア臭」
  • 胃腸機能低下→「イオウのような腐敗臭」
  • 加齢臭→「古本のようなニオイ」「ロウソクのようなニオイ」

 

以下で詳しく見ていきましょう。

腋臭症(ワキガ)

ワキガは脇の下から特有なニオイを発する症状です。個人差はありますが「酸っぱいニオイ」「濡れ雑巾のようなニオイ」がすると言われています。

 

汗を分泌する汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2種類あります。

 

簡単に説明すると「エクリン腺」から分泌される汗は99%が水分で構成されており、サラサラした汗になります。一方の「アポクリン腺」は水の他にタンパク質、脂質、脂肪酸などニオイを発しやすい成分を多く含んだ汗を分泌します。

 

ワキガの人は「アポクリン腺」が普通の人より多く分泌しているので、強い体臭を発しやすくなるのです。

 

糖尿病

糖尿病で糖の代謝がうまくいかなくなると、糖の代わりに脂肪がエネルギー源として活用されます。その結果「アセトン」という物質が発せられるのですが、このアセトンが糖尿病の「甘酸っぱいニオイ」につながるのです。

肝機能低下

体内ではタンパク質を分解する際にアンモニアが生じます。

 

アンモニアは通常であれば肝臓によって分解されるのですが、肝機能が低下していると分解がうまく行われず、アンモニアは血液によって全身に運ばれ、汗や口臭となって体外に出されます。

 

よって、肝機能が低下している人は「アンモニア臭」につながるのです。

胃腸機能低下

胃腸の機能が低下すると、うまく消化、吸収されないために腸内で食べたものが腐敗してしまいます。そのニオイは血液で体全体に運ばれ、汗や口臭となって体外に出されるために、イオウのような「腐敗臭」を発してしまいます。

加齢臭

加齢臭自体は年齢を重ねていくうちに発せられるものなので、問題があるわけではありません。

 

しかし、加齢臭がきつくなったり、汗自体に加齢臭がするようになったら、「高血圧」「悪玉コレステロールの増加」といった生活習慣病のサインにもつながっているので注意が必要です。

 

「病気なのかな?」体臭の原因が気になる方は医療機関へ

前の項であげたもの以外にも、脂漏性皮膚炎(脂っぽい皮脂臭)といった皮膚の症状や、甲状腺機能亢進症やパーキンソン病などでも皮脂腺が活発になるために独特のニオイがします。

 

また、内臓や皮膚の病気だけではなく、「自分は臭いのではないか?」という強い恐怖心を持ってしまう、自臭症という精神的な病気もあります。

 

これまで代表的な体臭の原因となる病気をあげていきましたが、実は体臭の原因となる病気は他にもたくさんあり、全てあげようとするとキリがなくなってしまいます。

 

体臭が強くなっている場合や、体臭に絡んでなにか気になることがあれば、原因を特定するために医療機関を受診することをお勧めします。どこに受診するかお悩みだとは思いますが、体臭であればまず「皮膚科」を受診しましょう。

 

もちろん、自分でなんとか体臭を対処しようとするのも大事ですが、どうしても気になる場合は一人で抱えず、まずは専門家の方に相談してみてください。

 

原因がしっかりわかれば、対処の仕方もわかってくるので安心ですよね。

 

まとめ:臭いの原因は早めに追求すること!

  • 基本的に汗はほぼ無臭であるため、汗にきついニオイがする場合は病気の可能性が疑われる。
  • 病気によって様々な種類の体臭がある。
  • 体臭がなかなか改善されない場合は、原因を特定するために医療機関の受診をオススメする。

 

臭いは身体の変化を知らせるサインでもあります。

こちらの記事であげた病気、疾患も参考にしつつ、体臭が気になる方は一人で悩まず、医師と相談してみることもぜひ考えてみてください。

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